umikaki diary

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Androidの醍醐味とは ~メーカによって異なるUI~

日本のスマホ市場は、世界から見てもかなり特異な市場となっています。

MM総研が2019年5月に発表した「国内携帯電話端末出荷概況」によると、iPhoneの出荷率(シェア)が44%と、約半数がiPhoneで占めています(詳しい数値は下記リンク参照)。

それでは、iPhoneにはないAndroidの醍醐味とは何があるでしょうか。これは、下記の一言につきると思います。

カスタマイズによって無限の可能性が広がる

iPhoneに搭載されているiOSと違い、Androidオープンソースソフトウェアです。ソースコードが公開されており、誰もが自由に、無料で使用することができます。ソースコードが公開されていないiOSとは違い、Androidそのものを改造(カスタマイズ)して使用することもできます。そのため、Androidとは言っても、色々なカスタマイズをされたAndroidがそれぞれ存在する訳です。

iOSにも、非公式にOSを改造する手法がありました。Jailbreak(脱獄)というものです。iOSAppleの手によって開発されており、なおかつカスタマイズ性が乏しいというものがあります。これを少しでもカスタマイズしようと編み出されたのがJailbreakです。Jailbreakは当然Appleによって認められている訳ではなく、iOS脆弱性を突いて行うため、動作が不安定というデメリットもあります。

最初に述べた通り、Androidオープンソースソフトウェアのため、自分で好きなようにカスタマイズすることができます。各メーカの端末に搭載されているAndroid端末には、各メーカのカスタマイズが施されています。

各メーカのカスタマイズを見ていると、AOSPと呼ばれるベースとなるAndroidのUIをほとんどカスタマイズしていないものもあれば、SamsungのOneUI、HuaweiのEMUI、OppoのColorOSに代表される、AOSPとは一見かけ離れたカスタマイズをしているメーカもあります。もちろん、知識があれば自分の手でAndroidをカスタマイズすることも可能です。「カスタムROM」と呼ばれる有志らの手でカスタマイズされたAndroidもあります。以前本ブログで紹介したものは「LineageOS」と呼ばれるカスタムROMの一種です。

カスタムUIと素のAndroid UI

最近は、AOSP(素のAndroid)のUIをそのまま使用しているメーカが多くなってきている印象です。カスタマイズが増えれば増えるほど、アップデートを提供するのが難しい(AOSPに合わせるのが難しい)という理由だからかと思います。ユーザの中にも、カスタムUIよりもAOSPの方が好きという人も多くいます。ただ、私個人の意見としては、カスタマイズ性の高いAndroidだからこそ、メーカによって異なるUIを比較するのが楽しいですし、どういう風にカスタマイズされているのかを研究する醍醐味があります。

最近は素のAndroidに近づきつつある傾向がありますが、今後もメーカのカスタムUIがどんどん進化していってほしいと思います。それだけでなく、ほとんどがAOSPのUIになっているカスタムROMについても、独自UIを採用したものが出てきてくれればと思っています。